観光ガイド

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最勝寺

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郡上八幡・山本町(地区名)

更新日

妙高山・最勝寺は、周山から徒歩2~3分のところにあります。
浄土真宗本願寺派で、古文書によると始まりは「清和天皇十五代の末孫 伊予守宗政が貞永二年(1233)上洛して親鸞聖人に帰依し直弟となり、法名を専修と言い姓は多田と称して一宇を建立した」とあります。
摂津国多田庄(兵庫県川辺郡)から現住職で二十五世の法灯を継承されている古いお寺です。

山門の立派さは他寺の追随を許さない迫力がありますが、右側の門戸には藤紋が彫られ、本山西本願寺の御紋だそう。緑青が出た銅の飾り鋲とのバランスがとても美しいです。

左側は本堂、右側は珍しい太鼓堂です。
たぶん、郡上八幡のお寺ではここしかないらしいとのこと。
報恩講などお寺の行事の際には1時間前に鐘をつきますが、更に30分前になるとこの太鼓堂から太鼓を鳴らすのだそうです。すると、そろそろ時間が来たと近所の人たちが準備をしてやってくるというスタイルです。